● ボルネオ(サンダカン、スカウ)BW_2011年3月


2011年にバードウォッチング(BW Tour)で
ボルネオのサンダカン周辺に
行って来ました。

日程:2011年03月16日〜21日

  • 16日:羽田発⇨(機内泊)
  • 17日:⇨コタキナバル⇨サンダカン着
  •     サンダカン→セピロック
  •      探鳥:セピロック周辺
  •        (RDC:Rainforest Discovery Centre)
  •    (セピロック泊)
  • 18日:セピロック→サンダカン→(キナバタンガン川_舟)→スカウ
  •      探鳥:キバナタンガン川、スカウ
  •    (スカウ泊)
  • 19日:
  •      探鳥:スカウ
  •    (スカウ泊)
  • 20日:スカウ→サンダカン
  •      探鳥:スカウ、ゴマントン洞窟
  •     サンダカン発⇨コタキナバル⇨クアラルンプール⇨(機内泊)
  • 21日:⇨成田着


赤丸のあたりに行きました。
ボルネオ島 サバ州

キナバル山
コタキナバルからサンダカンに行く飛行機からです。
マレーシア最高峰(標高:4,095m)です。
雄大です。
キナバル山
麓に広がる熱帯雨林は非常に広大で多様です。
被子植物の起源地であると言われています。
多くの生物の研究者を魅了してます。

以前、麓まで行った時、
頂上付近は岩盤で、
凍結してる所もあるようでした。
ほぼ赤道直下です。
キナバル山
行程は
セピロック⇨キバナタンガン川舟で上流へ
⇨スカウ⇨バスでサンダカンへ
赤丸がBWの場所です。
行程map

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出発の2週間前に
カメラを刷新(Lumix DH2)したのですが、
設定もままならずの出発でした。
見るのが主体のBWでした。

◉ セピロック(サンダカン)_17日、18日

ここは、Rainforest Discovery Centreです。
2009年にボルネオ・バードフェスティバルが
開催された場所です。

Rainforest Discovery Centre

よく整備されてます。
ブタゲモズが5〜6羽の群でいました。
1属1種の珍鳥です。
Rainforest Discovery Centreの風景

Hornbill TowerとCanopy Walk

なんとキタタキが見れました(^○^)/
日本では絶滅種(1920年10月最終確認)です。
キタタキ White-Bellied Woodpecker




サイチョウ Rhinoceros Hornbill
カザリショウビン  Banded Kingfisher
クビワヒロハシ Black-And-Yellow Broadbill
ズグロヤイロチョウ Hooded Pitta


・宿と食事

宿はSepilok Nature Resortです。
セピロックの自然保護区に接してます。
Rainforest Discovery Centreに近かったです。
セピロックは世界最大のオランウータンの生息地です。
Sepilok Nature Resort

オウギバショウ
タビビトノキ(旅人の木)とも言います。
マダガスカル原産です。
旅人の木


みっちゃんの夕食(左)と朝食(右)


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◉ スカウ_18日、19日、20日

・キバナタンガン川
海沿いからキバナタンガン川を遡りました。
ゾウやオランウータンを見ながら、
約2時間半で川沿いの宿に着きました。
キバナタンガン川風景
左下が乗ったボートです。右下は宿の船着場。

オランウータンとゾウです。
ボルネオオランウータン Bornean orang-utan
ボルネオゾウ(スマトラゾウ) Borneo pygmy elephant
(アジアゾウの亜種であるスマトラゾウのシノニム)
*同じ種類の動物において学名が異なること

・スカウ
リバークルーズです。
穏やかな流れですが、
舟なので、撮影するには不安定です。

スカウのリバークルーズ


ウォーレスクマタカ Wallace's Hawk-Eagle
カササギサイチョウ Orienntal Pied Hornbill
クロアカヒロハシ Black-And-Red Broadbill
ガマヒロハシ Dusky Broadbill
クロサイチョウ(♂の変異型) Black Hornbill   ( Male variant )
コブハシコウ Storm's Stork



・宿
Sukau Rainforest Lodge です。
Sukau Rainforest Lodge

宿の周りはうっそうとしたジャングルでした。
周囲には、
下記のような屋根付きの木道が整備されてました。
陸上ではここを探鳥します。
はずれるとヒルが待ってるそうです。
ヒルソックス用意しましたが、今回は必要なかったです。
宿の周り



◉ 〜サンダカン_20日

・ゴマントン洞窟
中華料理のツバメの巣を
採集するので有名なんだそうです。
ロープにぶら下がって採集する姿は
TVでも紹介されてます。

床や手すりには
フンやゴキブリなどの虫がいっぱいでした。
すこし触ってしまいました(^^;
「恐怖の洞窟!」として有名なんだそうです。
ゴマントン洞窟
左下の写真には、ツバメの巣を
採るためのロープなどが残ってます。

?コウモリ a kind of bat
?アナツバメ a kind of Swiftlet


洞窟から近い道路沿い
アカエリキヌバネドリ Red-Naped Trogon


・沿道風景(アブラヤシの林)
沿道風景
スカウからサンダカンへは
バスで移動したのですが、
アブラヤシの林が延々とありました。
所々にヤシ油を絞る工場があり、煙を出してました。
アブラヤシのプランテーションです。
日本はお得意さまのようです。

かつては広大なジャングルだったんだろうな〜!
ちょっと複雑な気分で
サンダカンを後にしました。

でも、また来たい所です。

============= 見た鳥 =====================
アジアヘビウ、ムラサキサギ、ササゴイ、アマサギ、ダイサギ、コサギ、コブハシコウ、シロガシラトビ、シロハラウミワシ、ニシカンムリワシ、カンムリオオタカ、ウォーレスクマタカ、ハヤブサ、キアシシギ、ハシブトアオバト、チビアオバト、ミカドバト、オオベニバト、カノコバト、オナガダルマインコ、サトウチョウ、クリイロヒメカッコウ、スミレテリカッコウ、フトハシテリカッコウ、クリイロバンケンモドキ、アカハシバンケンモドキ、チャムネバンケンモドキ、オオバンケン、マレーウオミミズク、ジャワアナツバメ、シロハラアナツバメ、アマツバメ、アカエリキヌバネドリ、バラエリキヌバネドリ、コシアカキヌバネドリ、アオムネカワセミ、ミツユビカワセミ、カザリショウビン、ナンヨウショウビン、ハリオハチクイ、ルリノドハチクイ、ブッポウソウ、ムジサイチョウ、シロクロサイチョウ、ズグロサイチョウ、クロサイチョウ、カササギサイチョウ、サイチョウ、オナガサイチョウ、アオミミゴシキドリ、マレーミツユビコゲラ、クリチャゲラ、シマベニアオゲラ、キタタキ、カンムリコゲラ、アカハラコガネゲラ、ガマヒロハシ、クロアカヒロハシ、クビワヒロハシ、ズグロヤイロチョウ、リュウキュウツバメ、ツバメ、コベニサンショウクイ、ヒイロサンショウクイ、コノハドリ、ズグロヒヨドリ、メグロヒヨドリ、アカメヒヨドリ、アカメチャイロヒヨ、ヒメオウチュウ、カザリオウチュウ、クロカケス、スンダガラス、ブタゲモズ、ムナジロムジチメドリ、タンビムジチメドリ、ズグロチャイロチメドリ、シキチョウ、ノドグロサイホウチョウ、アカガオサイホウチョウ、アオハウチワドリ、マレーシアヒメアオヒタキ、ムナオビオウギヒタキ、ミドリカラスモドキ、ハッカチョウ、オリーブコバシタイヨウチョウ、チャノドコバシタイヨウチョウ、キゴシタイヨウチョウ、コクモカリドリ、ハシナガクモカリドリ、オオキミミクモカリドリ、オレンジハナドリ、セアカハナドリ、スズメ、コゲチャキンパラ、ギンパラ、ハシブトハナドリ
============= 鳥以外 ===============
ボルネオゾウ、オランウータン、シルバーリーフモンキー、カニクイザル、テングザル、ミズオオトカゲ、ミケリス、バナナリス、ボルネオコビトリス、ジャワオオコウモリ、ジャコウネコの仲間
以上



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