● 小笠原(父島・母島)BW(メグロ、オガサワラノスリ、アカアシカツオドリ、クロトウゾクカモメなど)_2022年8月

2022年8月27日〜9月1日の日程で
小笠原(父島・母島)にBWで行って来ました 。
鳥のツアー会社の企画です。
※ 事前のPCR検査が必要でした。

1991年以来、久しぶりでした。確か、東京都観光協会(?)のお試し企画だったかな。
その後、何度も行こうとしたのですが、台風の影響で2度中止になりました。


2022年08月27日:
 11:00 竹芝桟橋出港
 13:00 船上で探鳥開始
 18:00 探鳥終了
  泊)船泊
2022年08月28日:
 4:50 船上で探鳥開始
 11:00 父島着
  父島でBW
  泊)父島
2022年08月29日:
  父島でBW
  チャーター船によりBW
    南島、周辺海域
  台風11号直撃
  泊)父島
2022年08月30日:
  父島でBW
 7:30 父島 → 9:30 母島
  母島でBW
  泊)母島
2022年08月31日:
  母島でBW
 12:00 母島 → 14:00 父島
 15:00 父島出港
  船上でBW
  泊)船泊
2022年09月01日:
  船上でBW
 15:00 竹芝桟橋着


<台風11号>

202208291800台風11号_「earth :: 地球の風、天気、海の状況地図」より
緑丸が父島あたりです。台風11号直撃でした。
2022年8月29日18:00です。
「earth :: 地球の風」の風速は時速80km(22.2m/s)ですが最大瞬間風速は48.4m/sとの報道です。8月としては観測史上最も強いとのことでした。
夕食のため店に移動したのですが、傘をさしてると前進出来なかったです。
食事中が一番激しく、レストランに食後1時間以上待機してました。
待機中はけっこう怖かったです。

 が、あっと言う間に発生し、あっと言う間に通過していきました。チャーター船によるBWを早めに切上げた以外、幸運なことにツアーのスケジュールにはあまり影響は無かったです。


台風一過風景
30日午前6時ころです。
道路上の木の枝などは取り除かれています。
住民の方々が何事も無かったように粛々と片付けをされてました。
クルマが横転(右下)してました。
時々、村のトラックが通り、木の枝などを積んでいきました。

さて...
<航路(往復)>

運航情報など
船中案内です。
きっちり24時間かかります。


船上
BW風景です。海は穏やかでした。


小笠原諸島
さぁ!いよいよ世界自然遺産へ


<父島>
父島風景
大神山公園展望台より。

小笠原ビジターセンター
 お世話になりました。展示が充実してます。
父島ではいの一番に寄りたい場所です。


オガサワラカワラヒワ展(小笠原ビジターセンター)
「オガヒワの会」というのがあるそうです。


小笠原諸島の生き物の起源と陸鳥の起源(小笠原ビジターセンター)
いろいろと分かってきてるなぁ(∩_∩)

Maps.meでそれぞれの距離を調べると
父島起点で
八丈島:約710Km
奄美大島:約1,260Km
南大東島:約1,100Km
フィリピン:約2,600Km
Maug East Island:約800Km
サイパン島:約1,370Km


父島情報(小笠原ビジターセンター)
私らが乗った船の乗船人数もありました。


鎮魂(自衛隊の敷地内)
昭和19年8月31日とあります。ちょうど78年前。
綺麗な花が添えられてました。



お見送り
いつもの風景だそうです。
上の旗は自衛隊の方々。
左下、海上保安庁の船かっこ良かったなぁ!


<南島>

扇池・扇浜(南島)
南島と言ったらここですね。
陰陽池(鴨池)もあります。
カツオドリ、オナガミズナギドリ、アナドリなどが繁殖してます。

周辺海域もBWしましたが台風の影響で早めに切上げました。残念!



<母島>

母島情報(小笠原ビジターセンター)


清掃車
母島というとこれ!

マンホール
これも!

母島風景
ははじま丸(上)
御幸之浜(中央)、シーズンになるとクジラが観れるのかな?
母島お見送り風景(下)

母島は1泊2日でした。


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生き物からのお願い
他にも小笠原独自の自主ルールがあります。
世界自然遺産です。


持出し禁止
出港時


みっちゃんコレクション
歩道上にあった絵タイルです。鳥のみピックアップしました。
みっちゃんは他にも亀、魚、イカ、花、樹木、トンボ、カタツムリなどをコレクションしてました。



<鳥など>

>航路往復

オオミズナギドリ Streaked Shearwater
航路、最大の群れでした。


カツオドリ Brown Booby


カツオドリ(ダイブ)Brown Booby
撮影は厳しかったなぁ!
予測不能の動きには手こずりました。


カツオドリ(水面鏡)Brown Booby


アナドリ Bulwer's Petrel


マッコウクジラ Sperm whale
マッコウクジラは前方に潮吹きをするとの事です。


クロトウゾクカモメ Arctic Skua 


アカアシカツオドリ Red-footed Booby
父島からの帰りの航路です。
成鳥黒尾白色型1、成鳥褐色型8、亜成鳥4(新海鳥ハンドブッック(文一総合出版)による)との事です。これだけの数と近接は珍しいとの事でした。


>父島

ヤツガシラ Hoopoe


トラツグミ White's Thrush
歩道の絵タイルにもなってます。
ずーっといるのかなぁ(^^;


メジロ Japanese White-eye
小笠原のものはオガサワラメジロと言って。シチトウメジロとイオウトウメジロの交雑個体群(「比べて識別!野鳥図鑑670 第3版」)との事だそうです。



>南島

南島と雛など
他にセイタカシギ、タカブシギ、シマアジがいました。


オナガミズナギドリ Wedge-tailed Shearwater


クロアジサシ Brown Noddy


>母島
 
メグロ Bonin Honeyeater


メグロとカーブミラー(Bonin Honeyeater)


オガサワラノスリ Eastern Buzzard


メジロ Japanese White-eye
父島のところでもあげてるオガサワラメジロ。
違いはあるのかな?


母島岸壁
キョウジョシギ Ruddy Turnstone
セイタカシギ Black-winged Stilt
キョウジョシギは父島の自衛隊の敷地にもいました。


>自分の見た鳥(カッコ内はグループのもの)
 (アカガシラカラスバト)、クロアシアホウドリ、(シロハラミズナギドリ)、オオミズナギドリ、オナガミズナギドリ、(オガサワラミズナギドリ)、アナドリ、(ハジロミズナギドリ)、(クビワオオシロハラミズナギドリ)、アカアシカツオドリ、カツオドリ、バン、ムナグロ、キョウジョシギ、セイタカシギ、イソシギ、タカブシギ、チュウシャクシギ、シマアジ、クロアジサシ、セグロアジサシ、(トウゾクカモメ)、クロトウゾクカモメ、オガサワラノスリ、ヤツガシラ、オガサワラヒヨドリ、ハシナガウグイス、メグロ、メジロ

それにしてもアカポッポがチラ見だったのは至極残念でした( ;  ; )




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