● 台湾でバードウォッチング(Ⅵ)ツアー編(大雪山・玉山・阿里山ほか)_2023年4月

2023年4月9日〜20日の日程で台湾に行って来ました。
その内、
4月10日〜16日でN氏企画のBWツアー(10名)に参加しました。
延長した前後の日程は、台北滞在となりました。

2020年2月以来の久しぶりの台湾です。

>日程概略
2023年4月
・09日:台北滞在
・10日:台北滞在
・  〃  :ツアー1日目(大雪山)
・11日:ツアー2日目(大雪山)
・12日:ツアー3日目(谷関温泉、玉山・阿里山)
・13日:ツアー4日目(玉山・阿里山)
・14日:ツアー5日目(玉山・阿里山、嘉義の湿地)
・15日:ツアー6日目(嘉義近辺の野鳥保護区)
・16日:ツアー7日目(陽明山)
・17日〜20日:台北滞在


まずはツアーの方から紹介します。
台北滞在のものは別途掲載します。

台湾map (google mapに加筆)


<1、大雪山>

大雪山map

大雪山特有種鳥類_29種(Visitor Centerにて)
大雪山で記録された台湾の固有種のようです。
左上から(※ 和名:英名:学名の順)
・タイワンマシコ(タカサゴマシコ)◎:Taiwan Rosefinch:Carpodacus formosanus
・ニイタカキクイタダキ◎:Flamecrest:Regulus goodfellowi
・ヤマムスメ◎:Taiwan Blue-Magpie:Urocissa caerulea
・タイワンヒメマルハシ(ヒメマルハシ):Taiwan Scimitar-Babbler:Pomatorhinus musicus
・ムナフマルハシ(マルハシ):Black-necklaced Scimitar-Babbler:Erythrogenys erythrocnemis

・タイワンオウギセッカ(タイワンオオセッカ)◎:Taiwan Bush Warbler:Locustella alishanensis
・ミミジロチメドリ○:White-eared Sibia:Heterophasia auricularis
・タイワンガビチョウ(ホイビイ)◎:Taiwan Hwamei:Garrulax taewanus
・メジロチメドリ◎:Morrison's Fulvetta:Alcippe morrisonia
・ルリチョウ○:Taiwan Whistling-Thrush:Myophonus insularis

・タイワンキンバネガビチョウ(キンバネホイビイ)◎:White-whiskered Laughingthrush:Trochalopteron morrisonianum
・ズアカノドジロガビチョウ(チャガシラ):Rufous-crowned Laughingthrush:Pterorhinus ruficeps
・ヤブドリ◎:Steere's Liocichla:Liocichla steerii
・サンケイ◎:Swinhoe's Pheasant:Lophura swinhoii
・ミヤマテッケイ◎:Taiwan Partridge:Arborophila crudigularis
・テッケイ:Taiwan Bamboo-Partridge:Bambusicola sonorivox

・タイワンツグミ:Taiwan Thrush:Turdus niveiceps
・タイワンウソ(タカサゴウソ):Taiwan Bullfinch:Pyrrhula owstoni
・タイワンコバネヒタキ(コバネヒタキ)◎:Taiwan Shortwing:Brachypteryx goodfellowi
・タイワンヤマガラ(ヤマガラ)◎:Chestnut-bellied Tit:Sittiparus castaneoventris
・カンムリチメドリ○:Taiwan Yuhina:Yuhina brunneiceps
・ミカドキジ○:Mikado Pheasant:Syrmaticus mikado

・タイワンタケドリ(タケドリ)◎:Rusty Laughingthrush:Pterorhinus poecilorhynchus
・タイワンチメドリ(アリサンチメドリ)◎:Taiwan Fulvetta:Fulvetta formosana
・タイワンシジュウカラ○:Taiwan Yellow Tit:Machlolophus holsti
・アリサンヒタキ:Collared Bush-Robin:Tarsiger johnstoniae

・シマドリ:Taiwan Barwing:Actinodura morrisoniana
・タイワンゴシキドリ(ゴシキドリ):Taiwan Barbet:Psilopogon nuchalis
・タイワンサザイチメドリ(タカサゴミソサザイ)◎:Taiwan Cupwing:Pnoepyga formosana

大雪山では記録されてない固有種
・クロガシラ:Styan's Bulbul:Pycnonotus taivanus

上記以外、新たに固有種となった種?(伝聞で未確認)
・キクチヒタキ:White-browed Bush-Robin:Tarsiger indicus
・和名無し(チャバラオオルリ)◎:Taiwan Vivid Niltava:Niltava vivida

和名のみ変更になった種
・キンイロダルマエナガ(キバネダルマエナガ)◎:Golden Parrotbill:Suthora verreauxi

 和名は、固有種に分類された時点で新たに和名を振られたものが多いようです。新たな和名と英名、学名はeBird(2023年5月時点)を参考にしました。( )内は古い和名で、日本野鳥の会監修の「台湾野鳥図鑑」(1991年4月)を参考にしました。◎は動画などこのブログで掲載したものです。○は掲載はして無いが見たり明瞭では無いが撮影はできてるものです。
 随分と種名(学名、英名、和名)が変更されてます。「タカサゴ〜」や「アリサン〜」が大陸側の鳥に付けられたままです。古い名前を覚えてる身としては、不便になりました。


・鳥など

カオジロムササビ White-faced Flying Squirrel

ヒメフクロウ Collared Owlet

ズアカエナガ Black-Throated Tit

コシジロムシクイ Rufous- Faced Warbler

ミヤマウグイス Yellow-Belled Bush Warbler

ニイタカキクイタダキ Flamecrest

タイワンオウギセッカ(タイワンオオセッカ) Taiwan Bush Warbler

サンケイ Swinhoe's Pheasant

ミヤマテッケイ Taiwan Partridge

アオバト White-Bellied Green Pigeon

タイワンガビチョウ(ホイビイ):Taiwan Hwamei




<2、谷関温泉・八仙山>

八仙山map
八仙山は鳥は少なかったです。ホテルの駐車場の川沿いで少し見れました。
念願だったカヤノボリの動画が撮れました。


・鳥など

カワガラス Brown Dipper

カヤノボリ Collared Finchbill

カワビタキ Plumbeous Redstart

タイワンヤマガラ(ヤマガラ) Chestnut-bellied Tit
日本のヤマガラとは少し違います。ヤマガラの仲間では台湾が一番南に位置してます。

シロクロヒタキ Little Forktail

コシジロキンパラ White-Rumped Munia

タイワンタケドリ(タケドリ) Rusty Laughingthrush
撮影場所は玉山国家公園に近いエリアでした。
撮るのが難しい鳥の一つです。





<3、玉山・阿里山>

玉山国家公園mapと山峰
地図の方角は2枚でそれぞれ逆になってます。


玉山登山路線図map
数年前、玉山に登る日本人とバスで一緒になったのですが、登山許可を得るのに2年程かかったそうです。登山ガイドも必要とのことでした。どんなとこか興味があったのですが、遠くから眺める玉山の山峰ははるか遠いとこでした。鳥瞰図では近そうですが...


玉山登山口と初期登山の先駆者達
上は登山の先人達、下は今から登る登山客です。若い人が多かったです(一部我々の仲間もいます)。登るのに2泊するそうです。ここまで来るのも大変です。


玉山登山口と山峰モニュメント
主峰は3,952mです。


探鳥風景(玉山登山口付近)


阿里山map
今回は阿里山エリアと玉山エリアを行ったり来たりでした。阿里山エリアで宿泊、玉山エリアでBWという感じでした。玉山エリアは初めてだったのですが、鳥は多かったです。目的の鳥も見れて満足でした。


・鳥など

ムネアカヒタキ  Snowy-Browed Flycatcher

タイワンコバネヒタキ(コバネヒタキ):Taiwan Shortwing

キバラシジュウカラ Green-Backed Tit

ミヤマヒタキ Ferruginous Flycatcher

チャイロウソ Brown Bullfinch

メジロチメドリ Morrison's Fulvetta

コンヒタキ White-Tailed Robin

タイワンチメドリ(アリサンチメドリ) Taiwan Fulvetta

ベニサンショウクイ Grey-Chinned Minivet

ニイタカキクイタダキ(玉山) Flamecrest

ホシガラス Spotted Nutcracker

チャバラオオルリ Taiwan Vivid Niltava
eBirdでは英名のみで和名がありません。ので古い和名のままにします。
固有種になるとの話もあるので、検討中なのかな?

ヤブドリ Steere's Liocichla

タイワンサザイチメドリ(タカサゴミソサザイ) Taiwan Cupwing
久しぶりです。
やっぱ!ネズミです!

キンイロダルマエナガ(キバネダルマエナガ) Golden Parrotbill
撮れるとは思いませんでした。
ちょー!ラッキー!!!

タイワンキンバネガビチョウ(キンバネホイビイ) White-whiskered Laughingthrush

タイワンマシコ(タカサゴマシコ) Taiwan Rosefinch



<4、嘉義近辺の湿地・野鳥保護区>

嘉義市近辺干潟1


嘉義市近辺干潟2


水雉生態教育園区施設
レンカクが繁殖してます。保全施設です。

レンカクの成長ステージ
園路に設置してあり、もう少し細かく表示してあったのですが、少し端折ってます。


・鳥など

アオハウチワドリ Yellow-Bellied Prinia


干潟の水鳥たち

ソリハシセイタカシギ( Pied Avocet)、セイタカシギ(Black-Winged Stilt)、クロツラヘラサギ(Black-Faced Spoonbill)、ヘラサギ(Eurasian Spoonbill)などがいます。


ヨシゴイ Yellow Bittern


アジアマミハウチワドリ Plain Prinia


インドコムクドリ Chestnut-Tailed Starling

外来種です。

ハチクマ Oriental Honey Buzzard
ほぼ飼われてます。4羽いるそうです。民間の施設で観察小屋から至近距離で撮影出来ます。

レンカク Pheasant-Tailed Jacana
水雉生態教育園区で繁殖してます。
繁殖は台湾でここだけのようです。台湾での個体数は増えてるようで、台北でも時々、記録されてます。



<5、陽明山>

前山公園(陽明山)map
ヤマムスメが繁殖してる場所です。必ず見れます。


小油坑(陽明山)map


・鳥など

ヤマムスメ Taiwan Blue-Magpie

カンムリワシ Crested Serpent Eagle

ダルマエナガ Vinous-Throated Parrotbill

スウィンホーキノボリトカゲ Swinhoe’s Japalura

台湾では標高1500m以下で普通に見られるようです。
日本では2006年あたりから外来種として増えてきてます。



<あとがき>
 久しぶりの台湾で忘れてる事が多かったです。鳥の名前を思い出すのにも少し時間がかかりました。2020年2月が前回の台湾BWでした。その後は新型コロナで行けなくなりました。
 4K動画取直しの旅で、今回は見るのも難しい種の撮影が出来て嬉しかったです。

 4K動画は2020年初頭より本格的に始めたので台湾では2020年2月に少し試したのみでした。今回が台湾で初めての本格的な4K動画の撮影でした。
 これを機にレンズを新調しました。100〜300mmを使ってたので、100〜400mmのレンズ(LEICA DG VARIO-ELMAR 100-400mm/F4.0-6.3)にしました。発売が2016年3月なのでかなり古参のレンズです。

使用レンズとカメラ(G9)

撮影倍率の比較
         35mm換算(最大):4K動画撮影時(最大)
・100〜300mm:  600mm  :   840mm
・100〜400mm:  800mm  :  1,120mm

 100〜300mmのレンズを使ってる時にだいたい判ってたのですが、800mm程度が手持ちの限界かと感じてました。今回、撮影時1,000mmを超えるレンズを使ってみて、体のちょっとした揺れや体調によってブレが生じ易かったです。掲載した動画も揺れているものが多いです。
 100〜300mmのレンズはみっちゃんが使っていました。画質は、動画の編集時100〜400mmの動画と混在するのですが、100〜400mmの映像の方が若干シャープでした。また、枝の中での野鳥の撮影で、100〜300mmの時より100〜400mmの方が合焦し易いように感じました。少し手応えを感じました。
 100〜400mmは4K動画撮影時は最大1,120mmとなり、手ブレや体のゆれが防げれば、かなり強力なレンズとなります。修行がかなり必要かなぁ〜(^^;




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