● 伊良部島・下地島・宮古島BW_2020年10月

<暫定公開>

2020年10月9日〜16日
の日程で
BWで宮古(伊良部島・下地島・宮古島)に行って来ました。
もちろん、サシバ(Grey-Faced Buzzard)です。

伊良部島はみっちゃん憧れの島でした。
と言うのは、東京でみっちゃんが髪を切って貰ってた美容師さんが伊良部島の出身で、バードウォッチングやってると聞いて、サシバの話をしてくれたそうです。
伊良部島では昔、渡りの時期にサシバが空一面になる程来たそうです。そして一晩松林で塒をとるので、それを捕獲して砂浜に埋め、暫くして食べていたそうです。

「へぇ〜!そんなに来るんだ〜!」って憧れの島になったのです。
いつかは伊良部島!
で、とうとう来てしまいました。

月とサシバ
夜明け前(10月15日 6:17)の月とサシバです。
塒をとっていたサシバが夜明け前に飛び出したところです。
15〜20分で1000羽位(ちゃんと数えてないけど)のサシバが飛び去って行きました。


宮古島は随分と久しぶりです。
20数年前(ほとんど30年かも)に行ったきりでした。
20数年前_宮古島〜石垣島フェリーにて

写真は、初めて宮古島に行った時のものです。
20数年前、みっちゃんと宮古島から石垣島に渡る英国人です。撮影は私。
フェリーで知り合った英国人は日本滞在1ヶ月で300種見たと自慢してました。この後、石垣島から台湾に渡るとのことでした。
スイカを「美味しい美味しい」と言ってガツガツ食べてました。
このスイカは私らが池間島を暑い中フラフラと歩いてたら、農家のおばちゃんが追いかけて来て「これ持ってけ」と頂いたものです。
飛行機はトランスオーシャンだったかと思うのだけど、翌日からストライキで暫く飛ばないとの事。石垣島に行く予定だったので、宮古島は急遽切りあげ、当日フェリーがあるとのことで急いで乗船したのでした。スイカ持ってタクシーでストを確かめに空港に行ったり、港に行ったりと右往左往でした。
スイカけっこう重かった〜(^^;けど、美味しかったです。
島の人の優しさに触れました。感謝!
宮古島は1泊2日の滞在でした。
懐かしいです(∩_∩)


さて、
下図は今回行った主な所です。
伊良部島・下地島・宮古島map  (google mapに加筆)

サシバねらいだったので宿は下地島にとりました。
伊良部大橋が出来て島間の往来が随分楽になったようです。


伊良部大橋
真ん中は宮古島側から
下は伊良部島側から
上は伊良部庁舎にあった建設当時の模型です。
このクレーン船、バカでかくない?
この懸けてる橋の下を大きなクルーズ船が通ってました。


真ん中は伊良部庁舎屋上です。
地元の小学生が見学に来ました。
常時、カウントしてる観察者が2〜3名おられました。
親切にして頂きました(∩_∩)
上は屋上からの南側パノラマです。
下は屋上からの北側パノラマです。
非常に見晴らしが良く、ここでサシバの公式カウントをしてます。
今年(2020年)の結果は下記です。

下は私がアバウトにカウントしたものです。
( )内は公式カウントです。時間は私らの屋上滞在時です。
10月9日: ー  (1,185)...17:30 ホテル着
〃  10日:pm. 700(519)  ...12:40〜16:30
〃  11日:pm. 350 (420) ...14:20〜17:10
   〃  12日: ー   (1,720)...雨模様のため行かず
 〃  13日:pm. 900 (2,530)...14:45〜17:40
  〃  14日:pm. 1,200(2,243)...15:50〜17:00
〃  15日:早朝 1,000 ...下地島空港樹林へり
    pm. 500 (1,236)...15:50〜17:10
(※10月7日の非公式カウント約5,000羽が1日の最大とのことでした)

タカの渡りは伊良湖岬、白樺峠、関東近辺などで見ていますが、
ここ伊良部島・下地島は全く違った様相です。
他のところは単なる通過ですが、ここでは何度もタカ柱を作ったり離散を繰り返します。
よって、慣れないとダブルカウントが多く発生します。10日のカウントはそんな結果です。


<動画・静止画>

・タカ柱1(4K動画、伊良部庁舎屋上)
サシバ Grey-Faced Buzzard


・タカ柱2(4K動画、たいこ橋・下地島空港樹林へり)
4Kのタカ柱の動画です。


・タカ柱3(4K動画、下地島空港樹林へり)
他では見られないような...見た事の無い風景です。
息を飲む光景です。圧巻でした。
迫力が出てるかなぁ!出来れば大きな画面でご覧下さい。


ここが「たいこ橋」です。
伊良部島と下地島の間の海の水路に掛る橋です。


・サシバの飛翔(2K動画)
みっちゃん撮影です。
1羽のアップの動画を狙ってましたが、かなり難しいです。
みっちゃん頑張りました。


・サシバ飛翔静止画
静止画は難しいです。
みっちゃんはサシバの飛翔の姿が猛禽類の中で一番綺麗だと言ってます。
右上あたりかなぁ(∩_∩)


・サシバ(サトウキビ畑、牧山展望所など)
サシバ Grey-Faced Buzzard
この時期、多くのサシバが飛来して来るので、あちこちで見られます。
サトウキビ畑・樹林の上部や下部にいて獲物を狙っているようです。
渡って来てお腹ペコペコなんだろうなぁ。
大野山林の樹林でも多くの鳴き声が聞こえました。
他の野鳥は出て来ません。
キンバト、ミフウズラはチラ見でした。
鳴き声が差し歯「キツィーイ」と聞こえるのは私だけでしょうか(^^;


牧山展望所です。
サシバをモチーフにした展望台です。
左上は後ろから見たもの。こちらから登ります。



<大野山林について>
大野山林は有名な探鳥地です。
多くのバードウォッチャーが訪れます。
大野山林って記事は多いのですが、調べても地図が見つかりません。
現地でも壊れてたりしていて、少し迷いました。
やっとまともな案内図(大野山林の一部)を見つけたので掲載します。
案内図に載って無い道があったり、道が無くなったりしている場合もあるのでご注意下さい。
現地の案内図に加筆
県立少年自然の家脇は通行禁止のため迂回(赤矢印)します。
宮古島はサンゴの島です。雨はすぐに浸透し溜まりにくい地質です。
そんな中、大野山林は貴重な水源になっています。
汚さないようご注意ください。
植物園入口すぐに綺麗なトイレがあります。

県立少年自然の家より
大野山林への通行についての注意書きがありました。
他にも野鳥観察や撮影者への注意看板もあります。
いろんな事があるんだろうなぁ。
注意せねば!
「県立少年自然の家」からのお願い看板
事情があるようです。

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