● 台湾2人旅 Ⅵ(高雄・恒春BW)前編_2024年10月【暫定公開】

2024年10月10日〜22日の日程で
台湾の高雄と恒春周辺に行って来ました。

今回も台湾2人旅です。

>大まかな日程は、
・10日(木):移動
   成田空港→高雄空港
・11日(金):バス移動
   高雄(左営)→恒春
・12日(土)〜16日(水):
   恒春周辺でバードウォッチング
・16日(水):バス移動
   恒春→高雄(左営)
・17日(木)〜21日(月):
   高雄周辺でバードウォッチング
・22日(火):移動
   高雄空港→成田空港


前編は恒春周辺でのバードウォッチングです。

台湾最南端(恒春)    google mapに加筆

>恒春周辺では
・社頂凌霄亭(社頂自然公園)
・墾丁国家森林遊楽区
・滿州港口賞鷹點
・満州の賞鷹瞭望台
・鵝鑾鼻半島(がらんび半島)(台湾最南端)
・龍鑾潭自然中心(Long Luan Lake Nature Center/ロン・ルアン湖自然センター)
・龍鑾潭排水溝付近(恒春西側)
でBWをしました。

 今回は鷹の渡りがメインで、「社頂凌霄亭」と「満州」を目指す計画でした。


<宿>
恒春バスターミナル付近

 宿は恒春の恆春轉運站 旅遊服務中心」付近にとりました。「旅遊服務中心」のおばちゃんにはお世話になりました。
 中央写真はバスターミナルのチケット購入窓口です。写真右上が建物全景です。この前に始発のバスや高雄などへの上りのバスが止まります。下りのバスは道路向かいのバス停(左上写真)に止まります。左下写真は墾丁快線(9189)の予約券です。チケットではない、整理券のようなものです。右下写真は南門です。恆春城の名残です。1800年代に作られたもので恒春のシンボル的なものです。


社頂凌霄亭(社頂自然公園)

社頂凌霄亭
 左が社頂凌霄亭です。右下はここから南を望んだ風景です。台湾最南端の岬です。


社頂凌霄亭
 沢山の人が居ました。日本人は居ないようでした。台湾の人と少し交流しました。動画を見せっこしました。 現地の人からもっと良いところ(No.1の場所)があると聞き、塒入りを見に急遽、午後に「滿州港口賞鷹點」に行きました。


10月11日までの集計
 当日は5時30分にタクシーで出て6時10分頃社頂凌霄亭に着いたのですが、少し遅かったようです。当日(12日)の記録では6時3分に約15,800羽(この日最大)のサシバが飛んでました。6時10分までには約24,500羽のサシバが記録されてました。このあとは数十羽の群れが何度もありましたが、パラパラでした。アカハラダカも結構多かったです。10月10日が特異日でほぼ毎年、多いそうです。


ポスター
サシバの解説です。

墾丁国家森林遊楽区map
 帰りは墾丁国家森林遊楽区のバス停まで歩いて(約1km)、路線バスで帰って来ました。土日はお昼頃バスがあったのでラッキーでした。平日は夕方までありません。残念ながら墾丁の公園内に入ってる時間は無かったです。


鷹の渡り



滿州港口
滿州港口賞鷹風景
 2日連続で通いました。鷹の群れ(ほとんどがサシバ)が近いので度肝を抜かれました!久々に震えました。群舞は近い時は50m以内でした。レンズは望遠ではだめで12〜60mm(35mm換算で24〜120mm)を使いました。多い時で500〜600羽の群れが塒に入ったり飛び出したりで飽きさせない状況が続きました。14時〜17時ころまで見れました。鷹の群れは写真の左手のヤシの林で塒を取ってました。
 交通は往復で路線バスを使いました。


鷹の渡り
息を呑みます。


鷹の渡り(撮って出し)
録画したものを編集せずにそのままUPしたものです。
3分程度の動画です。
こちらの方が迫力あるかなぁ!


鷹の渡り(塒)
こんなとこに塒を取っているようです。


鷹の渡り(水飲み)
サシバが水を飲みに来てました。
だから川の近くに塒を取ってるのかな?


鷹の渡り(夕焼けと鷹)
けっこう暗くなってからも飛んでました。
近くのお寺でバクチクを鳴らしたり花火を上げてました。鷹が塒から飛び出して来ます。
バクチクは脅すためでなく何かの行事のようです。


鷹の渡り



<満州>
イベント会場_満州賞鷹
 満州は当初目指していた所でした。急遽、他の場所へ行ったので、少し日程がずれました。ここでは12日と13日にイベントがあったようです。上の写真はその名残です。近くの中学校でも展示や公演などが行われていたようです。道路にはタカの絵で道案内がしてありました。


賞鷹場所_満州賞鷹
 主にこの四阿で観察しました。4、5名のカメラマンがいました。サシバは北方の山並みを越えて来ました。少し時期が遅かったのですが、けっこう多くの群れが見れました。多い時で200〜300羽の群れが次々と渡っていきました。その内の一部が近くの林の中に入って行きました。塒入りする動画が撮れました。

鷹の渡り


鷹の渡り(塒入り)
所々で急降下していく鷹が見られます。
塒に入ってるようです。
凄く早いです。肉眼では見つけられないです。
鷹の群れが、いつの間にか居なくなる理由が判ったように思いました。



<他の鳥の動画>

クロガシラ Taiwan Bulbul
固有種です。久しぶりです。普通に街中にもいました。
シロガシラは見なかったです。良く間違えました。


シマキンパラ Scaly-Breasted Munia


ギンバシ Indian Silverbill
外来種です。初めて見ました。


オオコシアカツバメ Striated Swallow
多分、オオコシアカツバメかと思います。
頭と首の間の後ろまで赤い部分が入っているとコシアカツバメです。
この動画でなんとか確認出来るかな?
大きさに差は無いようです。



>鳥(恒春 10/12〜16)
 ギンバシ、シマキンパラ、カバイロハッカ、ハッカチョウ、スズメ、クロガシラ、アカモズ、ベニバト、ミドリカラスモドキ、タイワンオナガ、オウチュウ、クロヒヨドリ、?アジサシ、アマサギ、ダイサギ、アオサギ、クロサギ、サシバ、アカハラダカ、ミサゴ、ハチクマ、ハイタカ類、カノコバト、ヒメマルハシ、カラムクドリ、インドコムクドリ?、イソヒヨドリ、バン、イソシギ、カワセミ、キジバト、オウチュウ、コシアカツバメ、オオコシアカツバメ、ツバメ、メジロ、アマツバメ、カタグロトビ


>あとがき
 


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